2026年1月16日

「タイム タイム」

あたらしいアルバムをつくった。
コンセプトにギョっとする人もいるかも。

正直これがどう受け取られるとかは作ってる時はあんまり考えてなかったし、
考え出したら怯みそうだったので、あえてそうした所もある。

きっかけはEP「ハミングバード」を出してから
バンドの名前も変わり、さて次のアルバムに向けて曲を揉んでいこう、
というタイミングに
たまたまその時期に観たジャマイカアーティストの映画。
いちジャンルとしてなんとなくレゲエの知識は持ち合わせていたつもりだったし、
その中での好きなミュージシャンや楽曲はあったものの
あんまり深掘りをしたことがないな、と思って何気なく調べ始めたのが始まり。

僕の生まれ年(91年)は音楽を意識して聴き始めた頃は
日本でレゲエが流行ってた時代とはズレてて、初めてジャンルを意識したのは高校生ぐらい。
それもパンクを経由したものだったし、
どちらかというとスカコアと呼ばれるものだったりミクスチャー的なものだった。
(ヒップホップ文化にも上手く取り入ることもなかったのでうまく交れなかった。)
そこから2トーンスカと呼ばれるものは夢中で聴いてたけど、レゲエには至らず

ジャンルの成り立ちや背景
それらを学ぶ上で逃れられない史実を調べたり
その影響下にある音楽に改めて触れたり
時々で行けそうなライブに足を運んだり、、
自分なりに手の届く範囲で触れていった。





自分の中の根底にある音楽のルーツは、中高の頃に聴いたパンクやハードコアだと思ってるんだけど、
10代の頃それらに夢中になりはじめた時と似た感覚で
この感覚が、今さら、しかも音楽で得られることにかなり嬉しくなり
安直だけども、これを自分たちの演奏で表現することにめちゃくちゃわくわくした。



今作をリリースするにあたって、
オリジネーター達にはもちろん、
国内外問わず現行でレゲエ(広義的にそう呼ぶ)をやり続けてる人たちへのリスペクトや、
その基盤をつくり続けてる人たちの領域を犯してしまう事への怖さも常に持っていて
これは擬似的なものだと一蹴されても仕方ないと思ってるけど、
まちがいなく僕らにしか産めないものが出来たと思う。

ただそれでも、今までを好んで聴いてくれてた人を裏切ってしまう側面もあるとも思ってて
どう受け取ってもらえるかは、今になって気になりだした所なので
どうか感想をくれたら嬉しいです。
いい意味で裏切れてたらいいなぁとも思うし
一緒に面白がってくれる人はぜひ面白がってほしいです。

そんで 「次これやりたい」の一声でリリースまで一緒に作ってくれたメンバーと、
手伝ってくれた全てのみんなへ

むっちゃありがと〜


(あきら)